新築時にLAN配線は必要?LAN配線で決めておくべきポイントと併せて解説
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
近年では便利なパソコン周辺機器が増えていることや、複数ディスプレイを活用することが珍しいことではなくなったことにより、以前よりもパソコン周りの配線が増えてきているという方も多いのではないでしょうか。
そうなってくると困るのは「配線の整理」です。
配線が整っていないと、抜き差しをする際に大変なだけでなく、大事な作業の集中力を損なう結果にも繋がります。
そこで配線を整理するとなった際に活躍するのが束線の知識です。
目次
束線とは?
束線とは、配線をまとめて整理する作業のことです。
配線を目立たないように、あるいはしっかりとまとまった形にすることによってすっきりと整理された空間を作ることができ、パソコン周辺の煩雑な印象を払拭することができます。
これによってインテリア性を高く保つといった効果を得られるのも魅力のひとつです。
パソコンの配線を束線で整理するメリット
見た目がすっきりする
ごちゃごちゃとしている配線は、綺麗にまとめることによって、すっきりとした見た目になります。
他のインテリアとの調和を乱すことがなくなるため、より作業やゲームなどに勤しむことができるようになるでしょう。
掃除が楽になる
複雑に絡んでいる配線は、ほこりが溜まりやすい上に掃除もしづらくなってしまいます。
配線を整理することで乱雑なケーブルやコードがなくなるため、埃や汚れがつきにくく、掃除作業がスムーズに進むようになります。
整理された状態では、配線の絡みや断線のリスクも軽減し、安全性も向上します。
スペースを確保できる
小さなデスクを使っている方は特に、周辺機器や生活する上で手元に置いておきたいものなど細かいものを置くスペースの確保に苦戦しているでしょう。
配線に占有されてしまっているスペースを整理し無駄な空間をなくすことで、これらのスペースを確保できます。
配線整理のコツ
配線整理には大きく分けて3つの手法があります。
「まとめる」「隠す」「浮かせる」の3つです。
まとめる
配線整理の手法としてわかりやすいのは、やはりケーブルを「まとめる」ということでしょう。
複数あるケーブルがひとつにまとまっているだけでもかなり印象が変わります。
結束バンドを用いるという簡易性もあり、作業の工数も必要な経費も少なく済むため、手軽に始めることができるというメリットがあるのも特徴です。
隠す
まとめるだけでは満足できないという場合には、ボックスやカゴなどを使い、配線を直接目が触れることがない状態にするのがおすすめです。
完全にケーブルが見えなくなることによって、まとめるのみの場合に比べて、視覚的により整理された状態を実現できます。
浮かせる
更に見栄えを良くしたい方には、浮かせる収納がおすすめです。
デスクの裏側や、家具で見えづらい壁などに留め具となるものを利用することで管理します。
高さが出ることによって、床に這わせるよりもスイッチに手が届きやすくできる点も魅力です。
束線で使用する道具
ケーブル配線トレー
ケーブル配線トレーとは、デスクの天板の裏などに留めるトレーです。
ネジで留めるものやクランプではさむものなど、いくつかの種類があるため、用途に合わせた商品を選択することができます。
電源タップ
電源タップとは、いわゆるタコ足配線です。これを使って複数個の電源を同じ場所で管理することができます。
ものによってはUSBポートが付いている商品もありますので、スマホなどを充電するのにも便利です。
ケーブルクリップ
ケーブルクリップはケーブルをまとめつつ固定することができます。
小さいため、最後に端を固定する場合などに使いやすく、細いケーブルであれば数本留めることもできるのが特徴です。
クリップなので結束バンドと比べて留めてあるケーブルを後々取り出しやすいという特徴もあります。
結束バンド
結束バンドはどんな状況でもまとめる作業がしやすい万能のアイテムといえるでしょう。
長い結束バンドを使えば、複数個のケーブルでもまとめることができたり、取り回しが良かったりとまとめることに関してはとにかく使い勝手が良く、どこでも活躍してくれます。
安価に大量に手に入るものでもありますので、簡易的に整理する場合には特に便利です。
ケーブルボックス
ケーブルボックスとは、ケーブルを収納することで視界に入らないように管理するためのボックスです。
場所を選ばず使えるため、ケーブルを隠したい場合に重宝します。
まとめ
束線とは配線をまとめる作業のことで、ケーブルが多くなりがちなパソコン周辺を整理する際に役立ちます。
整理することによって見た目がすっきりするだけでなく、掃除がしやすくなったりスペースを確保することができたりと、多くのメリットがあります。
配線を整理したことがないという方は、まずは結束バンドなどの簡単に行えるものでまとめるところから始めて、慣れてきたら隠したり浮かせたりしてみるのがおすすめです。