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社内ネットワークに活用! VPN接続について

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

ネットワーク

企業のネットワークには、家庭用のネットワークよりもはるかに頑丈なセキュリティが求められます。そこで、複数のアクセスポイント間で安全なネットワーク環境を構築するために生まれた技術が「VPN接続」です。こちらでは、VPN接続の概要や2つの種類についてお話します。

VPN接続とは?

VPNとは「Virtual Private Network」の略であり、日本語では「仮想プライベートネットワーク」を意味します。この「プライベートネットワーク」は「ローカルエリアネットワーク(LAN)」と置き換えても問題ありません。つまりVPN接続とは、特定の限定されたコンピュータ同士を「仮想的」に接続することを指します。

VPN接続は、企業がネットワークを構築する方法として一般的です。例えば、東京支所・大阪支所・名古屋支所など、それぞれのネットワークがある場合も、VPN接続を利用すれば一つのネットワークとして共有できます。また、VPN接続を利用すれば、社外のインターネットを利用して社内ネットワークにアクセスすることも可能です。

かつては離れた支所間でローカルエリアネットワークを構築する場合、専用線で支所間を結ぶしかなかった一方で、コストの問題から専用線を導入できる企業は少ない状態でした。そんな中、ローコストでローカルエリアネットワークを構築する仕組みとして2000年頃から普及してきた方法がVPN接続です。かつて懸念されていたセキュリティの問題も、業務利用が現実的なレベルまで解消されています。

インターネットVPN

インターネットVPNは、一般的なインターネット回線を用いてVPN接続を実現する方式です。各拠点を結ぶため、専用のVPNルーターが使用されています。また、デバイスに専用の接続ソフトウェアを導入すれば、社外でもVPN接続が可能です。通常のインターネット回線を利用することから、導入コストが低いVPNとして広く普及しています。

IP-VPN

IP-VPNは、隔離された回線を用いてVPN接続する手法で、通信事業者が通常のインターネット回線とは別に提供しています。完全に独立した回線のため、高いセキュリティレベルが実現できます。他のユーザーによるトラフィックもないため、通信は安定しており高速です。

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社内ネットワークを構築する方法として、VPN接続は極めて安全性の高い技術です。現在では、多くの事業者が企業向けにVPN接続のサービスを提供しています。ぜひ、自社のニーズに沿ったVPN接続サービスを選択してください。

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