ケーブルのラベル印刷に使うプリンターまとめ
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
オフィスでネットワークを構築すると、どのLANケーブルがどのパソコンに繋がっているのかを明確にするためにラベルを付けることが少なくないでしょう。ケーブルに付けるラベルを印刷しなければならないですが、そのために使えるプリンターにはいくつかの種類があります。
そこで今回は、ラベル印刷ができるプリンターそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。
ケーブルのラベル印刷に使えるプリンターの種類
ケーブルのラベル印刷に使える主なプリンターの種類として下記が挙げられます。
*インクジェットプリンター
*熱転写プリンター
*レーザープリンター
*ドットプリンター
もっとも一般的に使われるのがインクジェットプリンターです。それぞれ価格や特徴が異なるため、どのようなケースで能力を発揮するのかを知っておく必要があります。
プリンターの種類とメリット・デメリット
熱転写プリンターのメリット・デメリット
熱転写プリンターはサーマルプリンターのひとつで、感熱方式が採用されています。熱によって色が変化する紙に印字ヘッドをあてて印刷するものです。非常に静かに印刷が行えること、またインクジェットのようにインク切れを起こさないことがメリットといえます。一方で専用の用紙を購入する必要があるのがデメリットです。
レーザープリンターのメリット・デメリット
インクジェットよりも人気の高いプリンターがレーザープリンターです。印刷するスピードが非常に速く、1枚あたりのコストを大幅に削減できるというメリットがあります。さらにインクも必要ありません。しかし、レーザープリンター自体がやや割高で、業務用のものになるとプリンター自体がかなり大きいのがデメリットといえます。さらに、インクはありませんが、感光ドラムは定期的に交換する必要があります。
ドットプリンターのメリット・デメリット
ドットプリンターはインクを使わず、印刷ヘッドのピンをインクリボンにたたきつけることで印刷するプリンターです。ドットプリンターは伝票や送り状を作成するときに下の紙にもしっかり複写できるため、企業として信頼されやすいのがメリットです。ただし、ドットプリンターの需要は多くないため、価格が1台10万円ほどする場合も多く、コストがかかるというデメリットがあります。
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このようにケーブルのラベル印刷に使用できるプリンターには、それぞれに異なった特徴があります。これからケーブルのラベルを印刷するという場合は、どんなラベルが求められているかを把握したうえで、もっとも適したプリンターを選ぶようにしましょう。