新庁舎に導入したいデジタルサイネージとは?おすすめの設置場所と併せて解説!|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

新庁舎に導入したいデジタルサイネージとは?おすすめの設置場所と併せて解説!

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

新庁舎の建設計画時に導入を検討したい設備のひとつとして、デジタルサイネージが挙げられます。

デジタルサイネージとは、ディスプレイを使用した電子看板のことです。

新庁舎にデジタルサイネージを導入することで、広告効果はもちろん、来庁者の利便性向上や職員の業務効率向上も期待できます。

 

新庁舎に設置したいデジタルサイネージとは

新庁舎の建設計画において、デジタル技術を活用する自治体が増加しています。

これを自治体DXといい、デジタル技術を活用して住民が住みやすいまちづくりを目的としています。

新庁舎に導入を検討したいデジタル技術を活用した設備のひとつとして、デジタルサイネージが挙げられます。

デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、電子看板のことです。

ディスプレイなどを使用して、静止画や動画などで情報発信できます。

広告や情報発信を紙のポスターで掲示しなくて済むため、空間の美観を損ねません。

新庁舎にデジタルサイネージを導入して得られるメリット

デジタルサイネージは、現在さまざまな場所で活用されています。

庁舎などの自治体でもデジタルサイネージを活用する機会が増加しています。

では、新庁舎にデジタルサイネージを導入することで、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

 

省スペース

デジタルサイネージでは、動画や静止画でさまざまな情報を発信することができます。

新庁舎にデジタルサイネージを導入することで、省スペースでの情報発信が可能になるでしょう。

美観を損ねない点でもメリットといえます。

 

地域活性化

地域の特産品や地元企業の情報をデジタルサイネージで発信することができます。

広告を出稿する地元企業を募集することなども可能です。

広告を見た住民が企業を利用することで、地域の活性化が見込まれます。

 

業務効率化

新庁舎にデジタルサイネージを導入することで、業務効率化が期待できるでしょう。

表示内容を簡単に更新できるため、掲示物を更新する時間が短縮されます。

タッチパネル式を導入すれば、来庁者が自分で情報を取得できるため、職員の負担が軽減します。

 

来庁者の利便性向上

デジタルサイネージで表示できるのは広告だけではありません。

ニュースや天気予報、窓口の待ち時間なども表示できます。

また、翻訳機能を取り入れることで、さまざまな言語の方に寄り添った行政サービスを提供できるようにもなります。

 

新庁舎計画時に検討したいデジタルサイネージの種類

新庁舎にデジタルサイネージを導入するとなると、建設計画段階での計画が必要です。

デジタルサイネージには、さまざまな種類があります。

ここでは、デジタルサイネージを配信方法別、コンテンツ別に解説します。

デジタルサイネージの配信方法

デジタルサイネージの配信方法は、4つに分けられます。

それぞれ設置場所や更新の方法などによって使い分けることが重要です。

新庁舎建設の計画段階で検討しておくといいでしょう。

 

スタンドアローン型

スタンドアローン型は、ディスプレイなどの表示装置に直接USBなどを挿入してコンテンツを出力するデジタルサイネージです。

インターネットに接続しなくても利用することができます。

工事が不要のため、工事コストを抑えられるのが魅力です。

 

ローカルネットワーク型

ローカルネットワーク型は、庁内のネットワーク環境を利用してコンテンツを表示させるデジタルサイネージです。

PCから簡単に表示内容を更新することができます。

新庁舎に導入するのであれば、デジタルサイネージを考慮したネットワーク環境の整備が必要です。

 

クラウド型

クラウド型は、インターネット上にあるクラウドを経由して表示させるデジタルサイネージです。

遠隔地に設置したデジタルサイネージも1台のPCから更新できるため、別の建物に設置したデジタルサイネージも管理できます。

イニシャルコストの軽減・システム運用にかかる人的コストを削減できるのが魅力です。

 

インタラクティブ型

インタラクティブ型とは、タッチパネルやセンサーなどの機能を搭載したデジタルサイネージのことです。

来庁者が知りたい情報を自分で選択して表示することができます。

人件費の削減を図りたい場合に有効といえるでしょう。

デジタルサイネージコンテンツの種類

デジタルサイネージでは、大きく分けて3種類のコンテンツが配信できます。

静止画・動画・WEBの3つです。

それぞれの効果や特徴を解説します。

 

静止画コンテンツ

静止画コンテンツでは、1枚の画像を表示させます。

写真や画像を使用したものを、スライドショーのように表示させることもできます。

動画コンテンツと比較すると製作コストが削減できる点が特徴です。

 

動画コンテンツ

動画コンテンツでは、映像やBGMなどを同時に配信します。

視覚と聴覚から訴求することができるため、来庁者の注意をひくことができます。

静止画コンテンツより訴求効果は高いといえますが、その分制作期間や制作コストがかかってしまいます。

 

WEBコンテンツ

WEBコンテンツでは、WEBページを表示させます。

運用しているWEBサイトやSNSなどもリアルタイムで表示できます。

タッチパネル式のディスプレイと組み合わせれば、タブレットのように使用することもできるでしょう。

 

新庁舎におすすめしたいデジタルサイネージの設置場所と導入事例

デジタルサイネージは、設置するだけでは期待する効果が発揮できません。

目的を設定し、適切な場所で効果的なコンテンツを配信することが重要です。

導入事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新庁舎におすすめのデジタルサイネージ設置場所

来庁者へのメリットが最も期待できるのは、窓口や待合スペースです。

また、出入口・エレベーターホールなどもデジタルサイネージの活用がおすすめです。

住民に寄り添った設置場所を検討しましょう。

新庁舎におけるデジタルサイネージ導入事例

新庁舎にデジタルサイネージを導入している自治体は増加しています。

デジタルサイネージは、設置するだけでは効果が発揮できません。

ここでは、効果的な導入事例を紹介します。

 

広報PR・情報発信

観光案内所や待合スペースにおいて、来庁者への情報発信に使用します。

複数コンテンツを入れ替えながらリピート配信することで、来庁者に有効的な情報を発信することが可能です。

また、地元企業に広告出稿を募り、写真や動画を用いた広告を配信している自治体も少なくありません。

 

災害・防災情報発信

非常時には、被災地域にとって必要な情報を配信できます。

タイムリーな情報を配信できるため、すぐに必要な情報を知ることができます。

また、防災に関する情報を定期的に配信することで、来庁者への意識づけにつながるでしょう。

 

案内掲示板

庁舎での手続きでは、整理券を配布するのが一般的です。

呼び出し番号をデジタルサイネージに表示し、待ち時間のストレスを軽減できます。

耳が不自由な方でも自分の整理券番号が確認しやすいため、効果的な活用方法といえるでしょう。

 

新庁舎内の案内

出入口やエレベーターホールにフロアマップをデジタル配信している自治体も少なくありません。

来庁者が目的の場所に辿り着きやすくなるなど、利便性向上につながっています。

看板よりも情報の更新がしやすいため、部署移動があってもすぐに更新できます。

 

まとめ

今回は新庁舎に導入を検討したいデジタルサイネージについてご紹介しました。

適切な場所で効果的なコンテンツを配信することで、来庁者の利便性向上や、職員の業務効率向上が期待できます。

また、省スペースで広告を配信することで、新庁舎の美観も向上します。

新庁舎にデジタルサイネージを導入することで、スマート自治体への大きな一歩を踏み出せることでしょう。

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