LAN配線工事はプロに任せよう!業者選びのポイントを紹介
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
自宅や職場のLAN配線工事をする際に、どこに頼めばいいのか迷う方もいるかもしれません。
LAN配線工事は専門的な知識が必要となるため、業者に依頼するのがおすすめです。
そこで本記事では、LAN配線工事の業者選びのポイントをご紹介していきます。
LAN配線工事でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
LAN配線工事の依頼先
まずは、LAN配線工事の依頼先を3つご紹介していきます。
電気屋
家電量販店やパソコンショップなどの電気屋が、LAN配線工事を行っているケースもあります。
身近な存在のため依頼しやすいのが魅力ですが、無線ルーターを設置してWi-Fi環境を構築する工事のみ対応しているケースも多いです。
有線LAN配線工事を行っているとは限らないため、対応しているかどうか事前に確認しましょう。
住宅インフラ設備業者
住宅インフラ設備業者は電気やガス、水道などの設備に加えて、LAN配線工事も提供していることが一般的です。
しかし、LAN配線工事のみを専門で行う業者は少なく、他の設備工事をメインに扱うことがほとんどです。
そのため、LAN配線工事の実績が豊富か、また専門的な知識や経験が豊富かどうか確認しましょう。
インターネット回線会社
インターネット回線会社は、契約中の利用者や新規契約者向けに、LAN配線工事を追加オプションとして提供する場合があります。
ただし、提供される工事の内容は回線会社ごとに異なるため、希望する工事が対応範囲内かを事前に確認することが大切です。
また、回線会社のカスタマーサポートは混雑していることも多く、依頼完了までに手間や時間がかかることがあります。
スムーズに依頼を進めるためにも、事前に公式サイトで提供されているサポート情報やFAQを確認しておきましょう。
LAN配線工事の業者選びのポイント
LAN配線工事を行っている業者は豊富なため、慎重に選ばなければなりません。
ここでは、LAN配線工事の業者選びのポイントを解説していきます。
十分な実績があるか
十分な実績があるかどうかは、業者選びの重要なポイントです。
ホームページに過去の事例が掲載されていたり、口コミが紹介されていたりする場合は、参考材料となります。
また、実績が豊富な業者は、多くの顧客から信頼を得ている証拠です。
さまざまな施工経験を通じて、専門知識も蓄積しているため、クオリティも期待できるでしょう。
工事前に現地調査があるか
工事前に現地調査があるかも、チェックすべきポイントの一つです。
現地調査は工事業者があらかじめ情報を入手し、見積もりを作成するために必要な項目です。
簡易的な工事や長期で付き合いのある工事業者に依頼する場合は、現地調査が省略されるかもしれませんが、基本的には現地調査が行われると考えておきましょう。
もしも現地調査なしで工事する場合は、相場よりも高額な費用を請求される恐れもあるため、注意してください。
見積もりの内容はきちんと説明されたか
見積もりを提示されて終わりではなく、内容がきちんと説明されたかも確認しましょう。
見積書に内訳がなく合計金額のみが記載されていると、適正価格かどうかの判断が難しくなります。
具体的には部材費や諸経費のように、明確に記載された見積もりを提示してくれる業者がおすすめです。
また、他社と比較して料金が同等でも、使用されるケーブルや機材の品質が低い場合もあるため、内容を詳しく確認することが大切です。
見積もりを提示された際に疑問点があれば、すぐに問い合わせを行い、不安を解消してから工事を依頼しましょう。
金額は高額すぎないか
相場と大きくかけ離れた見積もりを提示する業者は、注意が必要です。
コストを抑えて工事したいと考えるのは自然なことですが、極端に安い見積もりを出す業者は慎重な対応が求められます。
相場よりも大幅に安い場合は、派遣人数が足りなかったり作業時間が短かったりして、品質が下がる恐れがあるからです。
相見積もりをとって適正価格を確認することが、納得のいく業者選びにつながります。
保証やアフターサービスは充実しているか
LAN設備は設定ミスやわずかな接続ミスで不具合が生じるため、保証やアフターサービスが充実しているかも、大切なポイントです。
保証やアフターサービスがなければ、工事後すぐに問題が生じた場合でも追加費用がかかる恐れがあります。
安心して依頼するためには、業者が提供する保証やアフターサービスの期間や内容が、具体的に提示されているか確認してください。
LAN配線工事の費用相場
LAN配線工事の費用相場は、配管設備がもともとある場合は10,000~40,000円程度、配管設備がなく新設する場合は30,000~60,000円が相場です。
ただし、業者や工事を行う現場の環境などで異なるため、一概にはいえません。
特に、壁内のLAN配線工事を行う場合には、LANケーブル用の配管の有無で費用が大きく異なります。
配管がない場合には新設する必要があるため、配管がある場合と比較すると費用がかかる傾向があります。
LAN配線工事は自分でできる?
費用をできるだけ抑えるために、自分でLAN配線工事を行いたいと考える方もいるでしょう。
LAN配線工事は電気工事と違い、資格が必須ではないため自分で行うことも可能です。
しかし、複数の機器とLAN接続が必要なケースや、ネットワーク構築やセキュリティ設定が伴うケースなど、複雑な工事は専門業者に依頼するのが安心です。
手間を減らせて失敗するリスクも軽減できるため、業者への依頼も検討しましょう。
まとめ
LAN配線工事は資格が必要ないため、簡単な作業であれば自分で行うことも可能です。
しかし、複雑な工事は専門的な知識が求められるため、配線のミスを避けるためにも業者に依頼するのがおすすめです。
LAN配線工事を行っている業者は、電気屋や住宅インフラ設備業者、インターネット回線会社などが挙げられます。
業者を選ぶ際は実績や口コミ、金額、アフターサービスなども確認して、慎重に選びましょう。