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新庁舎建設でICTを導入するメリットは?事例もご紹介!

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

近年では、新庁舎の移転や設立に伴い、ICTを導入する自治体が増えています。

一方、ICTの導入を検討する際のポイントが分からない、そもそもICTを詳しく知らない方も多いでしょう。

そこで本記事では、ICTとは何かその概要や、導入するメリット、導入事例を詳しくご紹介します。

ICTの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ICTとは?     

まずは、ICTの概要からご紹介します。 

「情報通信技術」を意味する用語

ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、情報通信技術を意味する用語です。

具体的には、ネットワークを活用して情報のやり取りを行う技術を指します。

なお、わたしたちが日常で使用しているSNSもICTの一部です。

庁舎でのICT導入の現状 

ICTを導入している企業は多数ありますが、近年では庁舎でもICT政策が進められています。

例えば、2019年度から事務作業をAI・PRAが自動的に処理する「自治体行政スマートプロジェクト」が実施されています。

現在、地方公共団体情報システム機構による公的個人認証サービス・マイナンバーカードなどを使い、コンビニでの各種証明書の取得といったサービスが提供されています。

 

新庁舎でICTが重要視される理由

新庁舎でICTが重要視される理由は、以下のとおりです。

  • ・サービスの質が向上する
  • ・ワークライフバランスが実現する
  • ・コミュニケーションが取りやすくなる
  • ・生産性が上がる

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

サービスの質が向上する

ICTを活用することで、提供しているサービスの質が向上します。

例えば、営業時間でしか問い合わせできなかった内容も、Webサイトから24時間365日、場所や時間を問わず対応できるようになりました。

また、庁舎を案内するロボットを活用するなど、住民向けのサービスも提供しています。

ワークライフバランスが実現する

ICTの導入により、ワークライフバランスが実現できます。

ワークバランスとは、職員が仕事と生活をどちらも充実させる働き方を意味します。

ICTの導入で業務が簡便化されると、残業時間の削減につながり、プライベートの時間を確保しやすくなるためです。

また、リモート会議を活用すれば、出張や遠征にかかる手間や時間も省けます。

このように、ICT有効に活用して、職員のワークライフバランスを整えましょう。

コミュニケーションが取りやすくなる

ICTの活用は、コミュニケーションを取りやすくします。

スマートフォンを通じて、時間や場所に縛られず、リアルタイムで情報を共有できるためです。

また、写真や映像の送受信も可能になるので、より正確な情報が共有できるようになります。

ICTを利用して、効率的なコミュニケーションを実現しましょう。

生産性が上がる

ICT化で業務の一部を自動化することが可能なため、生産性の向上に期待できます。

特に定型業務に自動処理システムを採用すると、日々の作業時間の短縮につながるでしょう。

また、社内でしかできなかった業務が時間や場所を問わずできるのもメリットです。

例えば、リモートワークを推進することにより、自宅や外出先からでも作業が可能となるため、通勤時間が削減でき、その分を業務やほかの作業に充てられます。

また、災害やパンデミックが発生した際にも、迅速な連絡手段として役立つでしょう。

 

新庁舎のICT導入事例     

ここでは、新庁舎のICT導入事例をご紹介していきます。

実際の事例を確認すると、ICT導入を一層イメージしやすくなるでしょう。

栃木県真岡市の事例

栃木県真岡市では、2020年9月に市役所の新庁舎移転に伴いICTを導入しました。

Wi-Fi環境が整備されたことにより、庁舎内のどこにいても、タブレット端末を使用して業務ができるようになりました。

また、これまでは会議や打ち合わせの度に資料を印刷していましたが、会議室内にアクセスポイントを設置することで、サーバー内の資料を確認できる設計となっています。

このように、生産性が向上した結果、会議時間が半分から3分の1まで短縮され、年間336時間の労働時間が削減されたのです。

鳥取県の事例 

鳥取県ではICT機器を活用して、40~60代を対象とした生活習慣病対策プログラムに取り組んでいます。

参加者は24時間リアルタイムで血糖値を測定できる機器を使用し、3カ月間自身のバイタルデータを記録することで、専門家による生活習慣改善指導を受けられます。

得られた効果として、プログラム参加をきっかけに生活習慣が見直され、参加者の半数以上が体重や血圧、歩数などに改善が見られました。

 

まとめ    

新庁舎建設に伴い、ICTの導入を検討している自治体もあるでしょう。

ICT導入によるメリットは、サービスの質や生産性の向上、ワークバランスの実現などさまざまです。

また、新庁舎でICTを導入すると、職員のみならず地域住民にとっても利点があります。

すでにICTを導入している庁舎では、効果を得ている実績も複数あるため、参考にしながら検討するとよいでしょう。

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