細いLANケーブルとは?特徴やメリットについて徹底解説!|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

細いLANケーブルとは?特徴やメリットについて徹底解説!

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

細いLANケーブルとは?特徴やメリットについて徹底解説!

皆さんは、LANケーブルにもさまざまな種類があるのをご存じでしょうか?

LANケーブル一つとっても、配線の引きやすさや曲げやすさ、ノイズ耐性などさまざまな違いがあります。

そこで今回は、細いLANケーブルにはどんな特徴やメリットがあるのか解説いたします。LANケーブルの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

LANケーブルの形状にはどんな種類がある?

LANケーブルの形状には、通常タイプ、薄いタイプ、細いタイプの3種類があります。

それぞれさまざまな特徴があるため、使用用途などに合わせて選ぶ必要性があります。

それでは、ケーブルの形状について解説いたします。

通常のLANケーブル

通常のLANケーブルは、最もオーソドックスな形状のものです。

ノイズ耐性が高いため、パソコンなどインターネットの使用中に通信が乱れにくいのが魅力です。

ノイズ耐性も高く、ケーブルそのものの強度も高いため、LANケーブルを長く伸ばして配線しても通信の安定性が確保しやすい傾向にあります。

市販品でもバリエーション豊富なため、用途や距離などさまざまな状況に合わせて選べるのも大きなポイントです。

薄いLANケーブル

商品にもよりますが、薄いLANケーブルは厚さが1~2ミリ程度と、通常のLANケーブルよりもかなり薄く、ドアの隙間などに通して配線できるのが魅力です。

部屋の美観を損ねたくない方におすすめであり、配線周りを綺麗に見せる際にも役立ちます。

しかし、薄い分だけ耐久性や引張強度、ノイズ耐性が劣っているのがデメリットです。

細いLANケーブル

細いLANケーブルは、細いことによる配線のしやすさと柔軟性の高さが特徴です。

通常のLANケーブルなら曲がらないために配線するのが難しい場所や、狭くて配線できない場所などでも通すことができます。

ただし、薄いケーブルと同様に耐久性や引張強度、ノイズ耐性が劣っているのがデメリットです。

LANケーブルの形状についてはこちら

 

細いLANケーブルの特徴・メリット

細いLANケーブルの特徴やメリットは、以下の通りです。

 

  • ・配線が細いのでさまざまな場所に対応できる
  • ・ケーブルが細くて柔軟性があるため曲げやすい
  • ・単線ではなく、より線を使用している

配線が細いのでさまざまな場所に対応できる

細いLANケーブルは、その細さからさまざまな場所に対応できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

一般的なLANケーブルではその太さから配線できない場所があったり、隠そうとしても太いために目立ってしまったりすることもあります。

しかし細いLANケーブルなら、通常のLANケーブルでは通せない隙間に通せたり、カーペットなど上から何かを被せた際にも目立ちにくかったりと、細いからこそ対応できるさまざまなメリットがあるのです。

ケーブルが細くて柔軟性があるため曲げやすい

細いLANケーブルは通常のLANケーブルよりも柔軟性が高く、曲げやすいのが特徴です。

曲げやすいために床や壁面に合わせて配線しやすく、通常のLANケーブルでは曲げられなくて困るような場所でも難なく曲げられるので配線の自由性が高まります。

単線ではなく、より線を使用している

すべてではありませんが、細いLANケーブルは単線ではなく、より線を使用しているものが多い傾向にあります。

単線は太い銅線が入っているだけなので、安定感があるものの曲げにくいです。

しかし、より線は細い銅線が7本入っているため、安定感は劣りますが柔らかいので曲げやすいのがポイントです。

 

細いLANケーブルの注意点

細いLANケーブルの注意点は、以下の通りです。

 

  • ・細いため強度は落ちる
  • ・ノイズ耐性が弱い

細いため強度は落ちる

細いLANケーブルは太いものに比べると強度が低いため、引っ張ったり踏みつけたりといった外部からの衝撃に弱く、断線しやすくなっています。

また、細いLANケーブルはより線のものが多い傾向にありますが、より線は単線よりも強度が劣るため、なおのこと外部からの衝撃には注意しましょう。

ノイズ耐性が低い

細いLANケーブルは、基本的にノイズ耐性が低いため注意が必要です。

ノイズ耐性が低いLANケーブルを使用していると、通信速度が下がったり、通信が不安定になったりと通信環境に大きな影響が出てしまう恐れがあります。

細いLANケーブルを使用していると必ずノイズが発生するということではありませんが、ノイズの影響を受けやすい傾向にあるということは覚えておきましょう。

ノイズ耐性とは?

ノイズ耐性とは、通信環境に影響を及ぼす電流や電圧などに対する耐性のことです。

ノイズ耐性が高ければ、ノイズが発生した際に通信環境へ影響が出にくくなっていますが、耐性が低いと通信環境に影響が出やすく、不安定になりやすい傾向にあります。

家庭では主に電子レンジやテレビなどからノイズが発生しているため、ノイズ耐性が低いLANケーブルを使用する場合は何か対策をとるようにしましょう。

LANケーブルのノイズ対策についてはこちら

 

まとめ

LANケーブルには複数の種類がありますが、自由に配線したい場合は細いタイプを使用するのがおすすめです。

ただし、通常タイプと比べて強度や耐性が弱いため、LANケーブルに対する衝撃などにはご注意ください。

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