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DACケーブルの種類は?選ぶ際の注意点も解説!DACケーブル

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

DACケーブルとは、スイッチ・サーバ・ルーターなどのさまざまなネットワークデバイスを接続し、ネットワークを形成するために使用されるケーブルです。

DACケーブルは、パッシブDACケーブルとアクティブDACケーブルの2種類に分類されます。

本記事では、DACケーブルの種類や選ぶ際の注意点などを解説していきます。

DACケーブルを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

DACケーブルとは

ここでは、DACケーブルの概要や種類について解説していきます。

DACケーブルとは

DACケーブルとは「Direct Attach Cable」の略です。

直接接続ケーブルや直接銅ケーブル、高速ケーブルなどと呼ばれることもあります。

両端に「SFP」「QSFP」などのコネクタが付いた銅線ケーブルで、光ファイバケーブルの光ファイバ部分を銅線に置き換えられているのが特徴です。光ファイバケーブルと同等の性能を持ち合わせながら、価格が抑えられるのも利点です。

DACケーブルは、光ファイバケーブルのデメリットをカバーするために作られました。

例えば、大規模なデータセンターでは膨大な数のケーブルが使用されますが、ケーブルの容量とコストが懸念されます。

しかし、データセンターにおけるラック内でのスイッチとサーバの接続や、隣接するラック間での接続にDACケーブルを使用すれば、コストを抑えて最適なネットワークを作り出すことが可能です。

DACケーブルの用途

DACケーブルの用途は、以下の通りです。

  • ・データセンターの相互接続
  • ・データセンター内のラックマウント型デバイスの接続
  • ・スイッチ・ルータ・サーバ間の高速データ伝送
  • ・ストレージデバイスの接続
  • ・高帯域幅イーサネットアプリケーションのサポート

 

DACケーブルの種類

DACケーブルは、大きく分けて以下の2種類に分類されます。

  • ・パッシブDACケーブル
  • ・アクティブDACケーブル

それぞれの種類について解説していきます。

パッシブDACケーブル

DACケーブルの中でも、コネクタ部分に信号処理の回路が組み込まれていないものをパッシブDACケーブルといいます。

パッシブDACケーブルは、デジタル信号をアナログ信号に変換するだけで、信号の変更や増幅をすることはありません。

パッシブDACケーブルはケーブルの長さが短く、アクティブDACケーブルよりも手頃な価格で販売されているのが特徴です。

そのため、限られたスペースでの使用や費用を抑えたい場合には、パッシブDACケーブルの活用がおすすめでしょう。

アクティブDACケーブル

DACケーブルの中でも、コネクタ部分に信号処理の回路が組み込まれているものをアクティブDACケーブルといいます。

アクティブDACケーブルは、電波信号を調整し、ワイヤレスデータ転送を促すダイナミックエレクトロニクス技術が搭載されています。信号を変換するだけでなく、増幅することが可能です。

電波干渉が起きにくく、設置が簡単で柔軟性もあるため、大きな会場といった電波干渉が起きやすい場所や広範囲のスペース、信号品質を大幅に向上させたい場合に使用するのがおすすめです。

DACケーブルとAOCケーブルの違いについてはこちら

 

DACケーブルを選ぶ際の注意点

DACケーブルを選ぶ際の注意点は、以下の通りです。

  • ・柔軟性
  • ・距離
  • ・長さ         

それぞれの注意点について解説していきます。

柔軟性

DACケ―ブルを選ぶ際は、柔軟性に注意する必要があります。

DACケーブルは、従来のLANケーブルと比較すると太くて固く、曲げ半径が定められています。

ケーブルの柔軟性があるほど、取り回しがデリケートになっていくため注意しましょう。

距離

DACケーブルを選ぶ際の注意点として、対応距離も挙げられます。

DACケーブルが使用できる距離は、使用条件やデータ点総量によって異なりますが、最大で10mは利用できます。

ただし、距離が長くなればなるほど、通信状態が不安定になりやすいため注意しましょう。

長さ

長さもDACケーブルを選ぶ際に重要なポイントです。

従来のLANケーブルは、ケーブルカッターや圧着工具を使用すれば長さを自由に変えられました。

一方で、DACケーブルは長さを変えることができないため、あらかじめ使用する範囲の長さを測ってから購入するのがおすすめです。

 

まとめ

DACケーブルは、光ファイバケーブルのデメリットをカバーするために作られ、光ファイバ部分を銅線に置き換えた銅線ケーブルです。

DACケーブルは大きく分けて「パッシブDACケーブル」「アクティブDACケーブル」があります。

DACケーブルを選ぶ際には、柔軟性・距離・長さに注意して選びましょう。

パンドウイットは、エレクトリカル製品及びネットワーク製品を販売しており、多数のDACケーブルを取りそろえています。

色やAWG、外径、長さなど、好みに合わせてDACケーブルを選ぶことが可能です。

どのようなDACケーブルを選ぶべきかお悩みの方は、ぜひパンドウイットのDACケーブルをご利用ください。

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