LANケーブルのねじれなど3つのリスク点検ポイント|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

LANケーブルのねじれなど3つのリスク点検ポイント

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブル

LANケーブルはインターネット接続に欠かせないものですが、配線の状態によってはトラブルの原因になることも。パソコンなどの電子機器を安全に使うためにも、機器に接続している配線部分をしっかりと点検することが大切です。

ここでは、LANケーブルの配線など、配線器具の点検に関するポイントを紹介します。

配線器具の点検3つのポイント

配線器具の点検ポイントには、次の3点が挙げられます。 1.ねじれていないか 2.折り曲げがないか 3.古い規格を使用していないか

1.ねじれていないか

配線ケーブルの途中、またはコネクタ部分でのねじれが発生すると、断線の原因となります。無理にケーブルを引っ張ることでねじれ部分に力が加わり破損する場合もあるため注意しましょう。

2.折り曲げがないか

配線器具を途中で折り曲げたり、椅子や机の足で踏んだりすると、そこから断線するおそれがあります。ケーブルをしまう際に結束バンドでまとめるのも、破損の原因となります。

LANケーブルの長さが足りない場所でパソコンなどを移動させると、ケーブルが一緒に引っ張られて折り曲がってしまうことがありますが、急に強い力がかかることで断線の原因になる場合があります。配線器具は十分な長さのものを用意し、強い力をかけて折り曲げないように注意してください。

3.古い規格を使用していないか

LANケーブルのような配線器具には規格(カテゴリ)が定められており、主流となっている規格よりも古いものを使うと障害が発生する原因になります。

パソコン側に問題がなく、断線が起きていなくても、規格が古いだけで著しく通信速度が低下するおそれがありますので、点検の際にチェックすることをおすすめします。

配線器具の不具合はネットワーク障害の原因になる

LANケーブルをハブと呼ばれる箱型の集線装置につないで接続する方法もあります。複数のポートを持つハブなら、複数台の端末に有線で接続することができます。

ハブには、リピーターハブとスイッチングハブの2種類があります。リピーターハブはすべてのポートにデータを送信するため通信速度が下がるおそれがありますが、スイッチングハブは宛先のポートにのみ送信するので複数同時接続も可能に。

安全な配線器具の選び方・扱い方

配線器具は、もしものトラブルを考慮してさまざまな製品が販売されています。安全な器具の選び方は以下の通りとなります。

●使用場所から十分な長さがとれること
●引っ張ったときに安全に外れること
●高耐久であること(ツメ折れ防止・断線防止など)

また、配線器具を安全に扱うには、無理な力で引っ張らない・外せるようであれば一度機器から外すようにする・折り曲げなどをせずやさしく扱うことなどが挙げられます。

配線器具は定期的な点検が必須

配線器具は普段目につかないところに置かれているため管理が行き届かないことがありますが、扱いを間違うと業務に支障が出る可能性があります。定期的な機器の入れ替えや点検の際には忘れずにチェックを行いましょう。

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今回ご紹介したように、トラブルのことを考えて作られた製品も販売されています。点検ももちろん大切ですが、業務に支障をきたさないようにするには、トラブルに強い配線器具を選ぶことも重要といえるでしょう。

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