データセンターでコストを削減できる3つの理由
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
データセンターでは、安全にサーバーを管理できます。遠くの場所からサーバーを操作する回線、電力の確保、建物に対する災害対策なども備わっているので、最適な環境でサーバーを管理できます。
クラウドと似ていると思われるかもしれませんが、データセンターは物理的にサーバーを運営、保管する場所であり、クラウドはオンライン上の場所という違いがあります。今回はデータセンターの活用で生まれるメリットを解説します。
データセンターでコストを削減できる3つの理由
- サーバーのスペックをフル活用できるうえに光熱費の節約もできる
サーバー機器を運用すると、電力や空調機器、冷却装置などを使って環境を整えるので、多くの電力が必要です。さらに、スペック、サーバーの台数なども必要以上に設置されているので、電力を無駄にしてしまうのです。
しかし、データセンターを活用すれば、こういった光熱費を無駄にせずに済みます。データセンターでは、たくさんのサーバーを一括管理していますので、スペックをフルに活用し、無駄を省いたエコ運用ができるからです。
- 運営管理を委託できるため人件費の削減が可能
自社内でサーバーの運用をしていると、専門職を設けて、常に管理してもらう必要があります。サーバー運用というのは、365日・24時間休まずに行うものであり、いつどこで障害が発生したり、サイトが落ちたりするかも分かりません。
そのため、サーバーをしっかり監視できる人材や、人件費が必要になります。
しかし、データセンターを活用すれば、運営会社に管理を任せることができますので、自社で用意する人材は最低限で済みます。そうすることで人件費を削減することができます。
- 設備投資の費用が抑えられる
サーバーを運用するとなれば、専用サーバールームが必要なうえ、空調設備などを使って最適な環境を作らなければいけません。セキュリティでも費用がかかりますし、かなりの投資が必要になるのです。
しかし、データセンターを活用すれば、最新サーバー機器を使うこともできますし、セキュリティ面でも安全対策がなされているので、最低限の設備投資に抑えることができます。
コスト削減以外にもメリットはある
データセンターを活用することは、コスト削減以外にもメリットを生みます。たとえば、セキュリティ対策や、地震をはじめとした災害対策にも効果があります。
また、サーバーを運用していくうえで、最適な環境が提供されるのもメリットです。
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