データセンター運用における課題解決に必要なこと
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
インターネット用のサーバを中心に、さまざまな通信サービスの装置を設置・運用しているデータセンター。世界の大半がインターネットを通じた情報取得や買い物、仕事を行っているのはまさにデータセンターが核にあるからでしょう。しかし、近年はそのデータセンター運用に大きな課題が突き付けられています。
今回はデータセンター運用における課題や解決策について解説します。
データセンター運用における課題とその解決策
IT活用の場が急速にクラウドへと移行し始めたことや、AIの導入、家電製品や本来通信機能をもたなかったものへの通信技術の付加にともない、ネットワークのトラフィック量(データ量)は大幅に上昇しています。例えば、「シスコ(cisco)」では2021年までにトラフィック量は2005年の127倍になるだろうと予測されているのです。
ではこのような変化が、データセンターにどのような課題を与えているのかというと、
・電力消費量やCO2排出の増加・拡大に伴う省エネ化
・大容量ネットワーク・インフラを支えるための大規模データセンタ―の設立
・データセンターの空調設備の強化(特に冷却技術)
・データセンターそのものに特化した人材育成
これらを解決するための策として、現状取り組まれているのは、
・データーセンター機器の配置やラックの工夫。冷却システムの高度化
・大手事業者との提携・共同出資契約を結び新設、移転
・データセンタースキル習得のための教育プログラムの構築
ただ、これらの解決策はいずれも工数や予算が莫大にかかることを考慮しなくてはなりません。一朝一夕でどうにかなるものではないため、長い時間もかかることを覚悟する必要があります。
データセンターが求められる理由
データセンターがいまでも求められるのは、課題以上のメリットが存在するからといえるでしょう。そのメリットは、。
・各企業で所有するより、圧倒的にコストを抑えられる
・災害が起きても比較的安心してデータを守ることができる
・データセンターであれば、データ管理に最適な設備が用意できている
・運用や管理が24時間体制で可能である
つまりデータセンターを活用することで企業にとってコスト削減や、安全性の確保、利便性の獲得が可能になるのです。
パデータセンターに対するパンドウイットの考え方
パンドウイットが提供しているデータセンターは、多くの企業やユーザーから選ばれている実績があります。
選ばれる理由としては、
・迅速でかつ簡素化された設計と配備
・テクノロジーのニーズ拡大に応じた構築に対応
・TCO(Total Cost of Ownership)の低減
・業界トップの信頼性
・単一ベンダーによる説明とサポートが受けられる
・膨大なパートナーECOシステムを導入している
データセンター運用にあたり、費用面、安全面、信頼面は必ず重要視される点です。
パンドウイット」が選ばれるのはこれらの3つを業界トップクラスの実績で保持していることが最大の理由といえるでしょう。
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上述したように、これからのデータセンターへの需要はますます増えるでしょう。今後は医療や看護、介護といった人的サービスが主だった業界にもAIが導入されると考えられています。 これからのデータセンター運用は、世代のニーズによってもたらされた課題をどのように迅速な解決へと導くかがカギでありかつ、求められているといっても過言ではないでしょう。