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家庭用LANケーブルはCat6(カテゴリ6)!価格や注意点など

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

LANケーブル

家庭用のLANケーブルを購入する際は、どんな種類を選んだら良いのかあらかじめ知っておくと便利です。LANケーブルにはカテゴリと呼ばれる規格があり、通信速度や周波数が異なります。そのうち、家庭用に向いているのはCat6(カテゴリ6)。

本記事では、Cat6の価格や注意点などを詳しく紹介していきます。

家庭用にはCat6がぴったり

家庭でネットを使う際は、快適な通信速度が求められる動画視聴にも対応しているCat6がおすすめです。

Cat6以上のものでも問題はありませんが、大容量のファイル転送などが不要な家庭ではオーバースペックとなることがあります。価格的にも通信速度的にも、家庭用として最適であるのはCat6といえるでしょう。

Cat6の価格相場は?

Cat6のケーブルの価格相場は、大体5mで500円前後といわれています。ケーブルの長さにもよるため、どれくらいの長さが必要かチェックしてみてください。

なお、20mのものでも2,000円前後で購入できるため、比較的リーズナブルであるといえます。

Cat6を購入前に確認すること

Cat6を購入する際には、ケーブルのタイプや長さなどを確認しておく必要があります。

 

タイプを確認

・ストレート

ストレートは内部端子がまっすぐになっているケーブルで、ルーターなどの通信機器と端末であるパソコンなどを接続する際に利用されます。家庭でケーブルを導入する場合は、このストレートタイプが一般的といわれています。

・フラット

フラットは、LANケーブルのケーブル部分が平らになっているタイプをいいます。例えば、部屋から廊下へドアの隙間を通してケーブルを通す場合や、床伝いにケーブルを張り巡らせるときなどに活用されます。ストレートより目立ちにくいタイプです。

・クロス

クロスは、端末同士をつなぐときに使用するLANケーブルです。パソコンとパソコンを接続するときなどに使用します。クロスと呼ばれるのは、内部端子をケーブルがクロスするようにつないでいるため。通信機器であるルーターなどを介さないときは、こちらを選びましょう。

 

ケーブルの長さを確認

LANケーブルを選ぶ際には、そのケーブルを使う部屋の大きさと長さの目安を知っておく必要があります。

長さが足らないと使い物にならないのは当然のことですが、かといって長すぎるケーブルもNGです。長すぎるケーブルは外部からのノイズが入りやすく、通信速度が落ちてしまうことがあるのです。自宅でケーブルを張ることを想定し、正確に計測しましょう。

なお各部屋で使うLANケーブルの長さの目安は、4.5畳であれば短辺と長辺合わせて5.4mほど、6畳であれば6.3m、8畳で7.2m、10畳で8.1mほどが目安になります。

 

単線かヨリ線かを確認

・単線LANケーブル

単線LANケーブルは、銅線が8本あるタイプのことを指します。ノイズにも強いため、多少長めのものを選んでも問題ありません。丈夫な分ケーブルが少し硬いという特徴があります。10m以上のケーブルを選ぶのであれば、ノイズが入りにくい単線LANケーブルを選ぶのが無難でしょう。

・ヨリ線LANケーブル

一方ヨリ線は、たくさんの動線をより合わせて作られたもケーブルです。単線と違ってケーブルは柔らかいですが、ノイズに弱いというデメリットがあります。比較的短いケーブルを使うのであればヨリ線で問題ありません。

使用する際の注意点

LANケーブルを使用する際には、配線レイアウトに気を付けましょう。人が頻繁に通る場所の場合、配線につまずいてしまう可能性もあるため、特に人が通りやすいリビングに設置する際は気を付けましょう。

また、ルーターとパソコンがしっかりと接続されていたとしても、その上に重いものを置いてしまうと負荷がかかります。ケーブルの上には何も置かないようにしましょう。

Cat6LANケーブルおすすめ商品

 

PanZone™ Cat6A ケーブルアセンブリ

単線ケーブルを用いた、ゾーンケーブリング向けアプリケーションです。外部からの干渉に強いため、少し長くても使いやすいという特徴があります。ノイズを気にせずより快適にネットを使いたい方におすすめです。

 

PanZone™ Cat6 ケーブルアセンブリ

こちらも同じくゾーンケーブリング向けアプリケーションで、単線ケーブルを使用しています。家庭用にCat6のケーブルを使用したい場合は、こちらがおすすめです。

 

TX6000™ Cat6 UTPケーブル

十字介在を使用し、規格値を上回る特性を確保したケーブルです。ケーブルの残量を確認できるレングスマークのほか、導体径にAWG23が採用されています。

まとめ

家庭用のLANケーブルはCat6がおすすめです。しかしLANケーブルを購入する際は、何をするためにLANケーブルが必要なのか、部屋の大きさはどのくらいなのか、それにはどんな長さが必要なのか、以上をよく確認してから商品を選ぶようにしましょう。

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