結束バンドの長さが足りないときの繋げ方は?再生可能な外し方もご紹介!
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
結束バンドは束ねる際に使用する便利な道具です。
しかし、長さが足りないというときもあるでしょう。
そこで本記事では、結束バンドの長さが足りないときの繋げ方や再生可能な外し方について解説します。
結束バンドの長さや外し方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
結束バンドとは?
結束バンドとは、主に束ねてまとめる際に使用するアイテムです。
さまざまな素材のものがありますが、一般的にはナイロン製のものを指す傾向にあります。
ここでは、結束バンドの特徴やおすすめの用途について解説します。
結束バンドの特徴
結束バンドは一度結束すると、基本的には結束バンドへのダメージや経年劣化以外で外れることがないため、結束強度が強いのが特徴です。
また、サイズや素材がさまざまで、それぞれ特徴も異なります。
たとえば、結束バンドの代表的な素材であるナイロンは柔軟性と耐久性が高く、比較的安価に購入できるのが特徴です。
結束バンドのおすすめの用途
結束バンドは一般的に資材や配線をまとめるために使用されますが、他にも使用方法は多数あります。
たとえば、シャワーカーテンの穴に結束バンドを通して、ポールに巻き付けると、シャワーカーテンのリングの代用品として使用することが可能です。
特に耐水性のある素材の結束バンドを使用すると、劣化も防げるでしょう。
シャワーカーテンだけではなく、穴が空いているものであれば、フックの大きさに合わせて輪っかを作って吊り下げて使用することが可能です。
また、金網や金属メッシュを結束バンドで箱型に繋ぎ合わせれば、収納ボックスを作ることができます。
サイズも自由自在に変更することができるため便利です。
さらに、掃除道具としても使用することができます。
結束バンドの形状は排水溝などのパイプ掃除に適しており、通常の排水溝掃除よりも髪の毛やゴミなどを多く絡め取ることができるでしょう。掃除する際は、結束バンドの先の部分を斜めに切って使用してください。
結束バンドの使い方
結束バンドの使用方法はシンプルです。
結束バンドの片側にロックするための部品が取り付けられており、反対側のバンドに通してしぼって使用します。
ここでは、結束バンドの長さが足りないときの繋げ方、結束バンドが取れない仕組みについて解説します。
結束バンドの長さが足りないときの繋げ方
結束バンドの長さは基本的に決まっており、ちょうど良いサイズが見つからない場合もあるでしょう。
そんなときには、同じ結束バンドを連結させることで対応可能です。
ひとつ目の結束バンドのヘッド部分に、もう片方の結束バンドを通すことで簡単に連結できます。
どんな長さにも対応することができるため、求めている長さの結束バンドを作れるでしょう。
結束バンドが取れない仕組み
結束バンドの片側にはロックが付いたヘッドがあり、もう片方のバンドには先端が少し細くなっているテールがあります。
ヘッドには中にツメが付いた穴があり、穴に片側のバンドを差し込むとバンドの裏面にあるギザギザの部分がツメに引っ掛かります。
ギザギザしている部分には釣り針のように返しがついており、一度ツメに引っ掛かると、締める方向にしか動かないようになっているのです。
そのため、結束バンドは基本的に緩むことがなく、外れない仕組みになっています。
ただし、結束バンドのヘッドに対して差し込む方向を間違えてしまうと、セレーションなヘッド部分のツメに引っ掛からず、うまく固定することはできません。
結束バンドがきちんと固定されない場合は、結束バンドの裏と表を間違えていないか確認しましょう。
結束バンドの外し方
結束バンドは基本的に外せないものです。
簡単に外れないという安心感がある一方で、元に戻したいときもあるでしょう。
ここでは、結束バンドの外し方や結束バンドの余りを簡単に切り取る方法について解説します。
結束バンドの基本的な外し方
結束バンドは基本的に外れない仕組みになっているため、外したい場合にはニッパーなどで切るしかありません。
外したいときは、ニッパーでヘッド部分を外側から縦に切るのがおすすめです。
配線などをまとめている場合には、誤って切ってしまわないように気をつけましょう。
結束バンドの再生可能な外し方
結束バンドのヘッドの爪部分に針などを当てて、爪とギザギザしている部分のロックを外すことで、ニッパーなどで切らなくても結束バンドを外すこともできます。
ただし、一度使用したものを再利用する場合には、強度が落ちている可能性があるため、緊急時以外は避けるのがおすすめです。
また、種類によっては再生可能なものもあります。
結束バンドのヘッド部分に取り外しのできるレバーやバックル、ネジ締め式のものであれば、再利用することを想定されて作られているため、強度も問題なく使用できるでしょう。
結束バンドの余りを簡単に切り取る方法
結束バンドはちょうど良い長さのものを見つけるのが難しいため、バンドが余ってしまうことがあります。
バンドの余りは邪魔になるため切ってしまうのがおすすめですが、切った先端が尖ってしまうと危険です。
そんなときには、爪切りを使って切断することをおすすめします。
爪切りを使用すれば、少ない力で簡単に切り取ることが可能です。
切り取り方はまず、結束バンドを通常と同じように結び、余ったバンドの接続部分の奥に爪切りを入れて、カットしましょう。
万が一切り口が尖ってしまった場合には、爪切りのヤスリ部分で削ってください。
まとめ
求めている長さの結束バンドがない場合には、連結して簡単に長さを調整することが可能です。
また、基本的に取り外しができない結束バンドですが、ヘッドの爪部分に針などを当ててロックを外すことで切らずに外したり、元々再生できるようにレバーやバックルなどがついている結束バンドを利用したりして、再利用することもできます。
用途に合わせて結束バンドの種類を選びましょう。