オフィスの配線のまとめ方は?まとめる際のポイントもご紹介!
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
オフィスでは、パソコンなどの多数の電子機器を使用していることが多く、配線のまとめ方について困っている方もいるでしょう。
そこで本記事では、オフィスの配線のまとめ方やまとめる際のポイントについて解説していきます。
オフィスの配線についてお困りの場合は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
なぜオフィスで配線をまとめないといけないの?
ここでは、オフィスで配線をまとめることの必要性などを解説していきます。
オフィスで配線をまとめることの必要性
オフィスで配線を整理していない場合のリスクは以下のとおりです。
・オフィスの景観を失う
・断線や転倒の恐れがある
・通信障害時の復旧遅延
・火災の危険性がある
それぞれを解説していきます。
オフィスの景観を失う
配線整理を行っていないオフィスは、景観が悪くなります。
デスク周りは就業時間の多くを過ごす場所であるため、作業効率を悪化やモチベーションの低下につながる恐れもあるでしょう。
また、配線が乱雑になっているオフィスは、掃除がしにくくホコリもたまりやすい傾向にあります。
さらに、景観の悪いオフィスは、取引先や来客に悪い印象を与える原因にもなりかねません。
配線は、オフィスの中でも特に整理整頓が難しい要素の一つであるため、きちんと配線整理を行い従業員が仕事をしやすい環境を作ることが大切です。
断線や転倒の恐れがある
配線がむき出しになっていると、断線や転倒の恐れがあります。
配線が床にむき出しの状態の場合、従業員が足を引っかけて断線や転倒の恐れがあります。電子機器が落下して破損するリスクも考えられるため、整理整頓しておくと安全です。
通信障害時の復旧遅延
通信障害が起きた際に配線が整理整頓されていないと、通信障害の原因を特定するのに時間がかかり、復旧が遅延してしまいます。
ネットワーク障害が起きた際にオフィスの配線が雑多だと、一つ一つの配線元から原因の追及をするため、コストも時間もかかってしまうのです。
火災の危険性がある
配線が乱雑に置かれている場合、火災を引き起こす危険性が高いです。
整理されていない配線には、ホコリがたまりやすい傾向にあります。そのため、コンセントと電源プラグの隙間にたまったホコリが空気中の湿気を吸収し、徐々に電気を通しやすい状態となり、ショートして発火することがあります。
また、配線が乱雑になっていると、ケーブルが折れ曲がっていることに気付かないケースも多く、断線した箇所から発火して火災につながる可能性も考えられるでしょう。
配線をまとめる必要のあるオフィス
配線をまとめる必要のあるオフィスは以下のとおりです。
・配線やケーブルが雑多に置かれている
・どれがどの配線か分からない
・配線やケーブルの関係で席が決められている
・たこ足配線になっている
・足で踏んでしまう位置に配線がある
オフィスの配線をまとめる際のポイント
ここでは、オフィスの配線をまとめる際のポイントについて解説していきます。
配線の変化が起きても対応できるようにする
配線をまとめる際には、今後配線の変化が起きても対応できるように工夫することが大切です。
オフィスデスク周りのケーブルの数や流れは、使用する電子機器や配線の数によって変化します。
そのため、現状のケーブル数や流れに合わせて整理整頓すると、今後電子機器が増えた際に収納できない可能性が考えられます。
電子機器の増減があっても、きれいにまとめられるようにしましょう。
配線をどうまとめたいかを考える
配線をまとめる際には、どの配線をどのようにまとめたいかを考えることが重要です。
まずは、移動可能な電子機器と移動不可な電子機器を仕分けましょう。
デスクトップ型PCなどの移動できない電子機器をもとにし、他の周辺機器の設置場所を決めると、配線をきれいにまとめることが可能です。
オフィスの配線をまとめる方法
ここでは、オフィスの配線をまとめる方法をご紹介していきます。
電源タップや結束バンドで配線をまとめる
電源タップや結束バンドを利用して配線をまとめることにより、デスク周りをすっきりさせられます。
電源タップは、コンセントからデスクまでの間に設置しましょう。
デスク周りの配線をまとめるには、延長コードタイプの電源タップの利用がおすすめです。
コードの長さやUSBポートの口数、差し込み口の数などを確認し、オフィスに合ったものを使いましょう。
また、結束バンドを利用する場合は、強く締めすぎるとケーブル内部の芯線が折れ、断線や通信障害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
オフィスに合ったケーブルを使用する
配線をまとめるには、オフィスに合ったケーブルを使用することも大切です。
ケーブルには、スタンダードタイプ・スリムタイプ・フラットタイプの3種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、配線する場所や用途に合わせて使い分けましょう。
テープやベルトで配線をまとめる
配線はテープやベルトでまとめると、散らからずにきれいな状態に見えます。
配線の硬度、束ねる部分の幅、移動や束ね直しの必要性、配線場所との親和性などを加味してテープやベルトを選びましょう。
箱やモールなどで配線を隠す
配線を束ねても、むき出し状態のままだと景観は良くなりません。
束ねた配線を箱やモールなどで隠し、デスク周りの見た目をきれいに整えましょう。
箱を利用する際は、ふたの有無や配線用の穴や溝の有無、収納できる容量、周囲との親和性を考慮して選ぶのがおすすめです。
ラックなどで配線を浮かせる
配線を束ねても床に置いていると、踏んづけたり、蹴ったりすることにより、ダメージを与えてしまうかもしれません。
ラックなどで配線を受けせておけば、限られたスペースを有効活用できるようになる上に、掃除もしやすくなるでしょう。
まとめ
オフィスの配線は、むき出しの状態や床に置いたままにせず、きれいにまとめておくことが大切です。
景観が良くなるだけでなく、火災のリスクを減らしたり、掃除がしやすくなったりと、さまざまなメリットが得られます。
配線をまとめる際には、ラックなどを使って浮かせたり、テープやベルトでまとめたり、束ねた配線を箱やモールなどで隠すときれいに見えるでしょう。