強度が必要な結束にはステンレスを
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報＝豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
重量のある対象物を固定する場合も、結束バンドが利用できます。通常の結束バンドでは強度や長さが不十分ですが、リールタイプのステンレススチールを使用した結束バンドであれば固定可能です。こちらでは、ステンレススチールの優れたスペック、パンドウィットコーポレーションが展開しているステンレススチールを使用した2種の製品についてお話します。
重いケーブルでも結束バンドで固定できる
複数のケーブルをひとつの束にまとめるために使用される結束バンド。一方で、１本の配管や太径ケーブルを任意の場所に固定する際にも結束バンドが利用できます。通常の結束バンドは強度や太さの問題から現実的ではありませんが、ステンレススチールを使用した製品であれば固定可能です。
ステンレススチールとは13％以上のクロムを含有している鋼であり、強度に優れていることからさまざまな工業製品に使用されています。「Stainless」という名前からもわかる通り、さびや腐食に対して強力な耐性を有していることも特徴です。
パンドウィットコーポレーションでは、ステンレススチールを使用した2種類のバンドを展開しています。
ステンレススチールバンド
ステンレススチールバンドはその名のとおりバンド部にステンレススチールを使用した結束バンドです。任意の長さで切断し、専用のヘッドパーツで固定します。強度に優れており、100kg以上の対象物の固定も可能です。
専用工具を使用すると、切り口が鋭利にならず安全です。固定対象物を傷つけず耐腐食性にも優れたコーティングタイプもあり、異種金属と接触するような環境でも高い耐久性が期待できます。
スーパーリールバンド
スーパーリールバンドはロック爪にステンレススチールを使用した結束バンドです。バンド部には特殊樹脂「耐候性ポリアセタール」を使用しています。耐候性ポリアセタールは優秀な耐候性を有していることから、屋外でも約20年間継続使用できます。一方で、ロック爪のステンレススチールにより高い耐久性も実現している製品です。
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配管・太径ケーブルなど、重量のある対象物を固定するためには耐久力のある固定具が必要です。金具で固定する方法もありますが、場所によっては施工が困難かもしれません。ステンレススチールの結束バンドを使用すれば、金具のような強力な固定を手軽に実現できます。一般的な結束バンド以上に強度のある結束具をお探しの場合は、ステンレススチールの結束バンドを導入してください。
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