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配線ダクト穴の種類

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

穴

側面に設けられた複数の穴から導線の引き込み・引き出しができる点が配線ダクトの特長です。この特長により、導線の保護だけではなくさまざまな配線への対応を実現しています。また、配線ダクトの穴の種類には数種類あります。こちらでは、代表的な穴の種類とそれぞれの特色についてご説明しましょう。

標準タイプ

標準タイプは最も一般的な長方形の側孔です。導線の引き込み、引き出しは問題なく可能なサイズですが、ダクトの内部が見えにくく美観に優れています。お部屋の雰囲気から導線を露出させたくない一般的なご家庭での配線におすすめです。

各メーカーによるサイズバリエーションが最も多いことも特徴のひとつです。使用環境に最も適したサイズを見つけやすいでしょう。

切り込みタイプ

切り込みタイプは標準的な大きさの側孔に加え、上部に数ミリの切り込みが入っているタイプです。この切り込みは、切断の作業性向上のために設けられています。通常は切断に専用のカッターが必要ですが、このタイプはニッパーなど簡易的な工具でもカット可能です。

カットした部分からは、導線の引き出しや引き込みが容易にできます。導線の引き込み・引き出しを行う場所が多い複雑な配線環境では、こちらのタイプが便利でしょう。

小径の穴が多数あるタイプ

小径の穴が複数設けられたユニークなタイプもあります。さまざまな場所から導線の引き込み・引き出しを行いたい場合に便利です。穴自体は小さいため、配線が見えにくいというメリットもあります。

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多くのメーカーが多様化する配線環境のニーズに応えるために、バリエーション豊かな側孔の配線ダクトを展開しています。単純に作業性だけを考えると大きな側孔のモデルが便利ですが、美観や導線の保護の点からは側孔が小さいものも求められます。配線ダクトを使用する場合は、配線環境に応じて最もマッチングするよう側孔のモデルを選ぶようにしましょう。

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