照明の取り付けに配線ダクトを使うメリットやコツ・注意点
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
室内の照明を自由に配置したい場合、配線ダクトを使用する方法があります。ここでは配線ダクトに照明を取り付けるメリットや取り付け時のコツ、注意点について解説しますので、配線ダクトを使用した照明の取り付けが気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。
配線ダクトで好みや空間に合わせた照明アレンジができる
配線ダクトを使って照明を取り付けるメリットは、自分の好みやお部屋の状況に合わせて、いろいろな照明のアレンジができることです。単に一つの照明を取り付けるだけでなく、複数の種類の異なる照明を取り付けることも可能になりますし、設置場所や角度も自由自在で、天井だけではなく、電気が通る場所なら壁や柱にも設置できます。
配線ダクトにはさまざまな種類があり、好きなサイズを選ぶことができます。お部屋の広さに合った配線ダクトを取り付けて、照明のアレンジを楽しんでみませんか?
配線ダクトのコツ:スポットライトやペンダントライトは
配線ダクトを使って照明を取り付ける方法は、電気コードを専用プラグに装着し、そのプラグをダクトレールに取り付けて回すだけです。配線ダクトへの設置自体はこのように簡単なものですが、照明を取り付けるときには次のようなコツを押さえておくとよいでしょう。
例えば、狭いところを照らすのに向いたスポットライトを部屋のメイン照明にしたい場合は、ライトを多めに用意し、それぞれのライトの向きを変えて設置するのがおすすめです。メイン照明として使わない場合は、光と影のコントラストを作るようにすると、ライトで照らされた部分がより引き立ちます。
また、ペンダントライトを複数取り付ける場合は、それぞれコードやチェーンの長さを変えて設置してみるのも一つのアイディアです。
配線ダクトを使って照明を取り付ける際の注意点
配線ダクトを使って照明を取り付ける際は、部品や器具の接続をしっかりと行い、安全対策も必ず施しましょう。配線ダクトの取付器具の接続が不十分なまま使用すると、火災の原因になることがあります。また、落下防止チェーンといった安全対策がなされていないと、レールが落下してしまう可能性もあり非常に危険です。照明を複数取り付ける場合には、電気容量を超えないよう合計ワット数に注意しましょう。
配線ダクトを使えば設置できる照明の幅が広がる
配線ダクトはシンプルな形状の取付器具ですが、これを使うだけで設置できる照明の幅は格段に広がります。好みに合わせて照明を選ぶ楽しさだけでなく、アレンジを追求する喜びも味わえるでしょう。お部屋の空間を照明で個性的に演出したいなら、配線ダクトの使用をおすすめします。
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配線ダクトを実際に使用する場合は、配線ダクトと照明を取り付けるときのコツや注意点にも留意しておきましょう。今回紹介したコツのほかにも、ライティングにはさまざまなテクニックがあります。お部屋のインテリアに合わせて照明の取り付けにもこだわってみませんか?