ケーブル整理に役立つ「スパイラルチューブ」の使い方|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

ケーブル整理に役立つ「スパイラルチューブ」の使い方

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

スパイラルチューブ

複数のケーブルに巻きつけて使うスパイラルチューブを活用すれば、からまりやすいケーブルやコードもすっきり整理できます。スパイラルチューブは柔軟性だけでなく耐候性、耐薬品性に優れ、屋内や屋外でも使用できるものです。

本記事では、ケーブル整理に役立つ「スパイラルチューブ」の使い方をご紹介します。

スパイラルチューブの使い方

スパイラルチューブは弾力性のある素材でできており、しなやかな素材を活かして産業機械のケーブルやチューブとして使用されています。また電線の保護や結束といった目的をはじめ、ケーブル類の収納や整理にも活用されています。

ケーブル整理に用いる場合は、まとめたいケーブルを1つに束ねて外側をぐるぐるとチューブで巻きつけるだけなので、難しい技術も必要なく簡単です。

スパイラルチューブの特徴

スパイラルチューブの「スパイラル」とは英語でらせんを意味しており、くるくると渦巻きのように巻き付いたチューブのような形状に特徴があります。

スパイラルチューブの素材はプラスチックのほか、ナイロン製、ポリエチレン製、フッ素樹脂など、さまざまな素材が使われています。

プラスチック製は弾力性に富んでおり、ナイロン製は耐候性、耐摩耗性、耐薬品性に優れています。またポリエチレン製は柔軟で使いやすく、フッ素樹脂は耐熱性や耐薬品性に優れた素材です。

スパイラルチューブと似た部品に、コルゲートチューブと呼ばれる部品があります。コルゲートチューブもコードのような形状をしていますが、半割の形状をしています。

スパイラルチューブは巻き付けるようにして使用しますが、コルゲートチューブは半分に割れた部分にコードを入れ込むため、巻き付けない点に違いがあります。

スパイラルチューブの選び方

スパイラルチューブは、まとめたいケーブルの本数や太さに合わせてサイズを選びます。たとえば、パソコン周りのケーブルを2〜3本まとめる場合には、内径4mmから6mmのスパイラルチューブを使うことで、すっきりとケーブルがまとめられます。

スパイラルチューブは巻き付けながら使うため、あらかじめ長めにチューブを用意しておいたほうがいいでしょう。ケーブルに巻き付け、残った部分はハサミでカットし長さを調節します。

このほか、電線やワイヤー、チューブを摩耗しないよう保護するパーツに「スパイラルラッピング」と呼ばれる部品があります。パンドウイットのスパイラルラッピングは、耐候性に優れ屋外や厳しい環境下でも使用できる製品です。

材質は(ポリエチレン、耐候性ポリエチレン、難燃性ポリエチレン、ナイロン66、耐候性ナイロン66、フッ素樹脂)の7種類があり、7つの寸法(外径3.2mmから25.4mmまで)から選べます。

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パンドウイットには、今回ご紹介したスパイラルチューブをはじめ、スパイラルラッピングやコルゲートチューブなど豊富な種類が用意されています。ケーブル整理をする場合には、使う場所や用途に合わせてふさわしいチューブを使用しましょう。

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