ダンボールを超簡単に結束させる方法
※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります
引っ越しなど、荷物を運搬する際に欠かせないダンボールですが、使用後は大量に溜まったダンボールをどうやってまとめてゴミに出していいか、頭を悩ます方も少なくないでしょう。
ここでは、覚えておくと便利なダンボールを簡単に結束させる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
紐を使ったダンボールの上手な縛り方
十字縛り
まず1つ目は十字縛りです。
基本的な縛り方ですが、しっかりと縛らないと紐が緩んでしまうことがありますので、気を付けましょう。
手順は、以下のとおりです。
- ①床に紐を横一直線になるように置く
- ②紐の上にダンボールを置く
- ③紐を持ち上げ、ダンボールの中央で交差させる
- ④紐を上下に引っ張る
- ⑤ダンボールをひっくり返す
- ⑥上下の紐をダンボールの中央に向かって強く引っ張る
- ⑦上下の紐を、横向きの紐の下にくぐらせる
- ⑧もう一度紐をしっかりと引っ張り、結ぶ
キの字縛り
2つ目の「キの字縛り」は、名前の通り、紐が「キ」の字状になる縛り方で、十字縛りよりもしっかりとダンボールをまとめられます。
手順は、以下のとおりです。
- ①床に紐を横一直線になるように置く
- ②紐がダンボールの下から1/3あたりになるように、ダンボールを置く
- ③紐を持ち上げ、ダンボールの中央で交差させる
- ④紐を上下に引っ張る
- ⑤上方に引っ張った紐を、ダンボールの上から1/3当たりの後ろ側に通す
- ⑥後ろ側に通した紐を、上方に引っ張った紐の下に通し、紐が十字になるように引っ張る
- ⑦ダンボールをひっくり返す
- ⑧情報の紐を、ダンボールの上から1/3あたりに通した紐の下に通してしっかりと締める
- ⑨同じ紐を、ダンボールの下から1/3あたりに通した紐の下に通してしっかりと締める
- ⑩上方からの紐と下に引っ張った紐をしっかりと引っ張り、結ぶ
4の字縛り
3つ目の「4の字縛り」は、作業中にダンボールをひっくり返す必要がないため、大量のダンボールを縛るときに便利です。
手順は、以下のとおりです。
- ①床に紐を、斜めの部分が左上になるように数字の4の字のように置く
- ②紐が交差した部分の上にダンボールを置く
- ③左上部分の紐を手前に引っ張る
- ④下側の紐を左上から引っ張った紐の下から通し、それを右に引っ張る
- ⑤右の紐と下の紐とを右端で結ぶ
ダンボールの量や大きさに合わせて、適した縛り方を選んでください。
ガムテープや結束バンドでもダンボールの結束が可能
ダンボールを紐で縛るには他にもいくつかの方法がありますが、手先があまり器用でない方や、もっと簡単な方法が知りたいという方には、ガムテープや結束バンドの利用がおすすめです。
ガムテープを使用する場合は、ダンボールを運べる分だけ積み重ね、縦横にガムテープを1周させるだけで簡単に結束できます。
結束バンドを使用する場合も、十字になるようにバンドを回して固定するだけなので簡単です。結束バンドは手や紐、取っ手などを引っかけられるため、運搬のしやすさという点ではガムテープよりも優れているといえます。
おすすめの結束バンド
結束バンドを利用すれば、ダンボールを簡単にひとまとめにでき、運搬もしやすくなります。
パンドウイットでは、ダンボール結束向けのおすすめ商品を多数取り揃えています。
おすすめは、「スーパーグリップ」という商品です。結束部分のヘッドとバンド全体が丸く滑らかにつくられているので、運搬時に手を痛める心配がありません。ロック爪も頑丈なので、間違って運搬中にバンドがほどける心配もありません。
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今回ご紹介したように、ダンボールをひとまとめにする方法は、紐やガムテーム、結束バンドなどさまざまです。どの手段を用いてもダンボールを容易にまとめることはできますが、運搬のしやすさを考慮するなら結束バンドがおすすめです。ぜひ大量のダンボールを使用する際は、あわせて結束バンドのご利用も検討してみてください。