電話線の配線はDIYでもできる?注意すべきことも含めて解説|LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット

電話線の配線はDIYでもできる?注意すべきことも含めて解説

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

配線

DIYが得意な人の中には、電話線の配線にチャレンジしたいと考える方もいるようです。しかし、電話線の配線工事は、気軽に行えるDIYとは異なるものです。自分で作業を行う場合は、注意すべき点がいくつかあります。

ここでは、電話線の配線がDIYでできるのかどうかをご説明します。

配線工事をDIYで行うのは危険!資格がないと行えない

DIYがブームになっていることもあり、電話線に限らず、屋内配線に関するDIYの方法がインターネット上には多く紹介されています。ただし、屋内配線工事を行うためには、電気工事士という国家資格が必要です。それを無視して勝手に工事をすると、法律で罰せられることがあります。

電気に関わる工事は、多くの危険をともないます。たとえば、ご自宅に巡っている2本の配線を間違ってつないでしまうだけで、感電事故や火災を起こす危険があります。きちんとした知識を持たずに誤った配線工事を行うと、それがきっかけでご自宅や他のお宅にも被害を与える可能性があるのです。さらに、法律を犯していたことが判明すれば、人生を台無しにしてしまうかもしれません。

電話の配線をDIYで行う際の注意点

屋内配線に関わる作業の中でも、電気工事士の資格がなくても行うことが可能な範囲があります。それらは「軽微な工事」に分類されるもので、

*600V以下の電球の交換
*延長コードやたこ足配線の取り付け
*コンセントカバーの交換
*36V以下のインターホンの配線
*電気機器の電池の交換
*シーリング(設置場所)のある照明器具の取り付け

などがそれらの工事に該当します。

したがって、電話の配線のDIYに関しても、あくまでも軽微な工事しか許されていません。たとえこれらの作業を行う場合でも、感電予防の絶縁手袋や、高所で作業を行う場合は安全帯やヘルメットを着用してください。

電話線の配線に必要な道具

通常、本格的に電話線の配線を行う場合は、専門的な工具や電線保護材などが必要です。ただし、ご自分で電話機を置く場所を変えるなどのちょっとした配線工事を行う場合は、ドライバーセットがあれば十分です。それ以上の電気工事を伴う場合は電気工事士の資格が必要であるため、手を出してはいけません。

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DIYブームのなか、電話線の配線をはじめとする電気工事に関わることにトライしようとする方もいるでしょう。しかし、軽微なもの以外は資格がないと行えないため、電気工事士の資格をもつプロにしっかりと行ってもらいましょう。屋内配線工事は資格がなければできない工事のほうが多いため、DIYで行って問題ないかをあらかじめ確認し、作業を行う場合は安全対策を徹底しましょう。

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