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車の配線保護にオススメの保護材3つ

※この記事は製品や技術にまつわるお役立ち情報=豆知識を意図しておりますことから、弊社製品以外の製品や市場一般に関する内容を含んでいることがあります

保護材

カーオーディオや電飾など、車の電装品を自分で交換したりアップグレードしたりする場合、コルゲートチューブやスパイラルチューブ、編組チューブ(ネットチューブ)といった配線保護材を使って配線を守りましょう。電装品の電源は、車のバッテリーから確保するのが一般的です。振動や衝撃がある車内の配線をバッテリー直結状態でつないでいるとショートする危険性があるため、気をつけなければなりません。

ここでは、車の配線保護にオススメの保護材を3つご紹介します。

車の配線を保護したほうがいい理由はショートを防ぐため

車の配線を保護すべき理由は、簡単にいうとショートを防ぐためです。ショートとは、バッテリーのプラスとマイナスを直接つなげてしまったときに起きる現象のことです。 配線がショートすると、配線や接続している機器に過剰な電流が流れ込みます。本来なら電装品を動かすために使われる電力が使われることなくループするため、配線が耐えきれずに焼き切れたり、機器が故障したりするわけです。最悪の場合、ショートした部分から出火して車が燃えたり、走行中の車が故障して突然走らなくなったりする可能性もあります。

車の配線では、配線のマイナス側を本体のシャーシに固定するため、プラス側の端子が緩んだり動いたりしてシャーシに当たると、シャーシを通じてバッテリーのプラス側とマイナス側がつながってショートしてしまいます。配線が動いてもショートしなくてすむように、配線保護材の利用が勧められているのです。

車の配線保護材はコルゲート・スパイラル・編組の3つがおすすめ

市販品の中でオススメ度の高い配線保護材は、

*蛇腹状のコルゲートチューブ
*らせん状に巻きつけて使うスパイラルチューブ
*メッシュ状の編組チューブ(ネットチューブ)

の3種類です。基本的に、どの製品も耐候性や耐熱性の高い素材で作られており、取り付けるだけでショートから配線を保護することができます。

車の配線保護材は場所によって使い分ける

車内の配線保護材は、どの種類の部材を使っても問題ありません。コルゲートチューブは、配線を隙間なく覆うことができます。路面の影響を受けやすい車外はもちろん、車内の配線にもオススメです。

スパイラルチューブは、構造上配線の途中で導線を外に出すことができます。途中で配線が分かれている電装品の配線時に利用すると便利です。

また、ダッシュボードなど目に入りやすい位置に配線する場合は、編み目が細かく見た目のおしゃれな編組チューブ(ネットチューブ)を使うといいでしょう。

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車の配線を自分でいじる場合は、配線保護材を使って車をショートから守りましょう。とくに、振動や路面の飛び石、水たまりなどの影響を受けやすい車外の配線は、厳重に保護する必要があります。必要に応じて配線保護材を使い分け、適材適所で配線を保護しましょう。

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