キャビネットラックを語ろう
Panduit × 日東工業
- 鈴木氏
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まさに「運用しやすい」「使いやすい」ラックという印象でした。大量のケーブル配線を我々自身も実際に試していますが、とにかく作業がしやすくて、「これは運用しやすいラックだな」と思いました(笑)。我々日東工業をはじめとする国内メーカーのデータセンター向けラックは、ほとんどがサーバー機器搭載に最適化された製品でした。ネットワーク機器搭載に特化した『コアネットワークラック』はとてもユニークな存在になったと思います。
- 柴田氏
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日本メーカーの発想にはない独創的な機能を持つ製品という印象です。他社と明確に「差別化されている」製品としての「強さ」を感じました。また、Cisco製品との適合性が認定されたラックであるという「Cisco Compatible」の取得は他社との大きな差別化ポイントになります。国内メーカーの多くは、米Ciscoとのコネクションがなく、認定を取得するのは非常に難しいのが実情です。製品の特徴、パンドウイットと米Ciscoとの強固な繋がりがあってこその認定の取得だと思います。
日東工業株式会社 IT営業部部長:柴田司氏(左)
日東工業株式会社 開発本部商品企画部主査:鈴木満氏(右)
ユニークなコンセプトと高い技術力、開発だけではないアライアンスを期待
- 柴田氏
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パンドウイットは、我々日東工業があまりお付き合いのない外資系企業のお客様と深い関係を築いています。エンドユーザーにリーチできる「深い営業」も展開しています。日東工業が今までアプローチできていなかった領域に大きな強みを持っています。今回のアライアンスによって、両社の強みを合わせた大きなシナジーが期待できると感じました。
- 高山氏
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もともと日東工業の高い技術力には大きな魅力を感じていました。モノづくりの原点に立った姿勢は素晴らしいと感じています。データセンターに行くと、日東工業のラックが設置されているデータセンターは本当に多くあります。国内シェアの高さをまざまざと感じさせられました。アライアンスによって製品開発だけでなく、運用やケーブリングに関して、我々がお客様に伝えたいことを、より多くのお客様に届けられると確信しました。
我々が「何をやるべきか」が明確になりましたね。パンドウイットだけで営業をしていたときは、「ラックを売りたい」という気持ちが前面に出てしまうことも多々ありました。アライアンスによって、データセンターの最適化に向けた全体的な提案ができるようになり、我々が本来目指しているゴールが明確になったと思います。