キャビネットラックを語ろう
Panduit × 日東工業
IoTの普及で広がる新たな市場に向けたソリューションを共同で
- 柴田氏
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従来、我々日東工業がアプローチしてきた通信事業者などの高度な耐震性能を求めるお客様からも、両社のアライアンスに対する大きな期待を感じています。また日東工業では2017年3月に、国内でも珍しい大型の3軸耐震試験設備を導入予定で、より高度で詳細な耐震性能評価が可能になります。高い信頼性を提供可能な体制を整えることで他社との差別化を図りながら、データセンター以外のニーズにも対応していきます。そしてパンドウイットのケーブリングソリューションと日東工業の技術力をさらに広い市場に向けて投入していきます。
- 鈴木氏
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このアライアンスの最大の目的は、データセンター全体最適のソリューションを提供するところにありますので、「ケーブリング」「耐震」「熱対策」だけではなく、今後は「電源」関係も含めて検討する必要があると考えています。我々はもともと配電盤メーカーなので、電源関連にまでコンセプトを広げて商品展開できるだけのポテンシャルがあると考えています。この分野でもパンドウイットとのコラボレーションならではの新しい発想の商品を生み出していきたいですね。
- 釼持氏
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今後、IoTが本格的に進むとベンチャーを含め多種多様な企業が参入してきます。IoTのインフラ作りにおいてサーバー、ネットワーク、それらを収めるラックなどのソリュ―ションが必要です。今までとは異なるソリューションが求められるようになるかもしれません。日東工業とのコラボレーションでこの分野に向けた独自性のあるソリューションを提供できると面白いかもしれませんね。
- 高山氏
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IoTの普及で設備投資が増えるなど、これから期待できる市場です。新たな市場を前に日東工業と我々パンドウイットで何ができるのか。全社的にアライアンスをより強固に推し進めていきたいです。