データセンター
ケーブル ルーティングシステム
データセンターケーブルルート設計の重要性
ネットワークケーブリングに適したケーブルルートは快適な運用環境だけでなく、利用するお客様にも高い信頼性と安全を提供することができます。
電源ケーブルで使用されるケーブルルートと異なりネットーワークケーブルを収納するケーブルルートは、単純に大量のケーブルを収納するだけでなく、長期に渡り増設、撤去といった変更作業にも柔軟に対応し続けなければなりません。
もしも設置されたケーブルルートと配線運用との間にミスマッチが生じると、データセンターの運用に様々な問題が生じます。またこれらの問題は継続して繰り返すリスクスパイラルにより、データセンターの死活問題に発展する可能性があります。しかし一度設置してしまったケーブルルートの配置変更は現実的ではありません。
そのため、ケーブルルートは設計段階からしっかりと最適な設計、製品選定をすることが非常に重要です。
💥ケーブルルートで生じるリスクの連鎖💥
煩雑なケーブルにより障害時、撤去時などケーブルが追えない。
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撤去ができず不要なケーブル(死に線)が増加し続ける。
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作業性の悪化により施工コスト、時間が増える。
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エアフローへの影響により熱問題が発生する。
FiberRunner™ケーブルルーティングシステム
滑らかなダクト構造により光ファイバーパッチコードをそのまま使用することができます。そのため、大量の光ファイバーを使うデータセンターやキャリアのコロケーションエリアでは、最高のパフォーマンスを発揮します。 パッチコードでの配線は変更、追加、撤去が圧倒的に容易です。


易:Easy construction
FiberRunnerは、本体と各パーツの接続に工具不要の Easy Construction designを採用。 施工時間を圧倒的に短縮しました。 また、本体は樹脂製のため、切断時に鉄粉の発生が無く切断箇所で怪我をする恐れも少なくなっています。
色:Collar Variation
光ファイバ配線専用のケーブルルートとして生まれたFRは、周囲に注意を促すための黄色と、デザイン性の高いブラックの2色をラインナップ。色の使い分けにより、周囲への注意をより明確に意識づけることが可能となります。
例)最重要回線用:イエロー
通常回線用:ブラック

型:Parts Variation
ストレート、45度・90度ベンド、T字、十字など、標準的なパーツを組み合わせて自在にデザイン。30度、45度、90度の上下へのベンドや、サイズ違いをつなぐためのパーツなど自由度は更に広がります。


守:Cover design
セキュアな要求に応えるために、FR本体にカバーを取り付けることができます。 カバーのタイプには、片側ヒンジタイプと、センタードロップタイプに2種類を用意。 必要な要件にあわせて選択できます。
種:Size
FiberRunnerは、3 Size Variation あります。 テレコルームやネットワークケーブルが集中する場所からEORラックからサーバーラック間などそれほど本数がない場所まで最適なサイズを選択できます。
Wire Basket ケーブルトレールーティングシステム
Wire Basket ケーブルトレールーティングシステムは、データセンターのスペース有効活用とネットワーク性能の最大化に貢献します。また、施工スピード、構造上整合性、ケーブル保護、および使いやすさが向上した製品です。
Wire Basketは、データセンターのみならずさまざまな用途に合わせて設置が可能です。非常に汎用的であり、少ない部品で設置のアレンジができ、多様な環境において効率的なケーブル管理のための最適な強度、柔軟性、性能を提供できます。
製品資料
FiberRunner資料
・FiberRunner ケーブルルーティングシステムカタログ
・VISIOステンシルデータ
・CADデータ
■仕様書
・FiberRunner 4X4 ルーティングシステム
・FiberRunner 6X4 ルーティングシステム
・FiberRunner 12X4 ルーティングシステム